PR

宅建 登録実務講習

宅建
記事内に広告が含まれています。

宅建試験に合格してもすぐに宅建士として活動できるわけではありません。
試験でもよく出るポイントですね。
合格後、試験を受けた都道府県に登録をして宅建士証の交付を受けなければなりません。
登録のためには、宅建業での2年以上の実務経験あるいは、国土交通大臣の指定する宅建登録実務講習を受講、修了する必要があります。

筆者も製造業のサラリーマンなので、宅地建物取引の実務経験が全くないため、登録実務講習を受講する必要がありました。
ですので、宅建合格を受けてすぐに講習の申し込みをして、2024年の年末に受講してきました。

登録実務講習の内容について説明していきます。


登録実務講習の費用、日程

TACやLEC、大原などの主要な予備校で実施されていて、様々な日程が用意されています。
日程は基本2日間コースですが、一部1日コースを用意されています。
2日間コースであれば9:00-17:00を2日間、1日コースは8:00-22:00までのようなスケジュール感です。合格発表後の12月から3月は東京都内などの大都市であれば、どこの予備校も毎週のように開催しており、夏、秋になってくるとまばらです。土日の開催もあります。不動産業のお休みに合わせてなのか水曜日の開催も多い印象でした。
また地方でも12月から3月であれば開催していることも多いです。
費用は20,000円強。どこの予備校も値段はあまり変わらないです。
合格発表された瞬間から応募者が殺到します。
筆者も合格発表日当日に申し込みしました。
数日後に再度サイトに確認しに行ったら、12月、1月の日程はほぼどの予備校でもいっぱいになっておりますので、すぐに登録まで進めたい場合は、自己採点で合格見込みになったら、もしくは発表後すぐに申し込みが必要です。
予備校によっては、不合格時に返金対応してくれる所もあります。

登録実務講習の内容

2日間の講義(1日コースもある)

内容は
・テキストを使用した講義が内容の7割
・重要事項説明書の作成の演習が3割

講義は宅建試験で勉強した内容の一部にプラスし、実務でのトラブル事例や昨今のトレンド(空き家が増えているといった時事問題的なところ)を交えたものです。
演習は、例題を用いて、実際に重要事項説明書の作成に取り組んでいきます。

修了テスト

講義の内容と重要事項説明書の作成についてのテストがあり、それぞれ8割の得点で合格。
どちらか一方でも8割以下だと、合計で8割以上でも不合格。
講義で重要ポイントの説明が逐一あります。
テストにはテキストの持込可。
合格率はほぼ100%なので、遅刻するや講義中寝ているなどない限り落ちることはないです。
筆者は、講義内容の問題で20問中2問飛ばすというとんでもないポカミスしましたが、その他の問題が全部合っていたため、なんとか合格になりました。
講義する講師の方によるのかもしれませんが、テストで出る内容について、丁寧に説明してもらえるので、ちゃんと聞いていれば落ちることはありえない内容です。(危うく落ちかけましたが)

合格すると、修了証を発行してもらえます。これも予備校によりますが即日発行される場合と後日配布となる場合があります。

この修了証は、宅建士登録の際の提出書類の1つで、原本の提出が求められますので、無くさないようにする必要があります。

タイトルとURLをコピーしました